ウクライナのキエフ市内にある、国立チェルノブイリ博物館へ行って来ました。原子力発電事故---チェルノブイリと福島。
ウクライナの首都キエフには国立チェルノブイリ博物館があります。
1986年に起きた事故6周年目、1992年4月26日に開設された博物館です。
アクセス
провулок Хоревий, 1, Київ, 04071
地下鉄「コントラクトーヴァ・プローシャ」駅
トラム 13、14、18、19番
バス 62番
開館時間
月曜日〜土曜日
10時〜18時
(入館は17時迄)
閉館日
日曜日、毎月最終月曜日
入館料
大人 10グリブナ
小中高生・学生 5グリブナ
幼児 無料
※4月26日、5月18日は無料
音声ガイド貸出料
50グリブナ
(デポジット100グリブナ)
デポジットは、音声ガイド返却時に返ってきます。実は、この施設は日本の援助も受けて作られていて、日本のオーディオガイドもあります。
貸出料はかかりますが、ぜひ音声ガイドを聞きながら回ることをお勧めします。
【利用できる音声ガイドの言語】日本語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロシア語・ウクライナ語
写真撮影料
20グリブナ
ビデオ撮影料金
50グリブナ
原発事故があった場所から100㎞。
この博物館には、事故の歴史がリアルに保管・記録されています。
当初は公立の小さな博物館として始まりましたが、その価値が認められ1996年に国立博物館として登録されました。
2011年3月11日に起きた東日本大震災。
福島原子力発電所事故により、日本人にとってチェルノブイリ事故は遠い国の出来事ではなくなりました。。
博物館の入り口を入ると、すぐに福島第一原子力発電所事故や、被災した福島県へのメッセージを示すオブジェが設けられています。
1階フロア全体は福島展が行われています。
2階の常設展示室へ続く階段には、ウクライナの強制移住となった76の市や村のプレートが掲げられています。
設立当時は200点しかなかった展示物も、博物館では館員たちが被災者や元原発作業員らの協力を得て規模を拡大し、今は7000点になったそうです。
展示物の中には、チェルノブイリ原発事故のもの以外にも、広島の原爆や日本からの支援に関する展示、福島原発事故被害者へのメッセージがあります。
チェルノブイリ原発事故を知らない世界中からの訪問客に、学び考える場所を与えてくれます。
1986年、チェルノブイリ。
2011年、福島。
目を背けてはいけない、決して忘れてはいけない出来事を、チェルノブイリ博物館は、世界が原子力事故の教訓を忘れないよう次世代に警告しています。
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